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免疫力の低い赤ちゃんにはかならず必要になる、哺乳瓶の消毒。
なかでもミルトンはテレビCMでも放送され、育児中の方のほとんどが知っているのではないでしょうか。
しかし、SNS上でミルトンについて検索すると「買ってはいけない」というワードを目にします。
なぜ買ってはいけないと言われているのでしょうか。
結論、消毒後の哺乳瓶についている薬剤の影響について、不安に思う方が多かったためでした。
実際には公式サイトにも記載があるとおり、消毒後にそのまま使用しても問題はありません。
今回はミルトンを買ってはいけないという噂の真相と、おすすめなポイントについて紹介します。
買ってはいけないと言われるミルトンとは?
ミルトンとは、哺乳瓶などのベビーグッズを消毒するための薬剤のことです。
ミルトンの概要や主成分について解説します。
ミルトンは液体タイプと錠剤タイプがあり、1960年代から日本で販売開始されているロングセラー商品。
ミルトンを販売する「杏林製薬株式会社」の会社概要は以下のとおりです。
商号 | 杏林製薬株式会社(英文:KYORIN Pharmaceutical Co., Ltd.) |
---|---|
主な事業内容 | 医薬品の製造、販売と仕入 |
本社所在地 | 〒101-8311東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地御茶ノ水ソラシティ(受付16階) |
代表電話番号 | 03-3525-4700 |
設立 | 1923年(大正12年) |
資本金 | 7億円 |
販売タイプ | 分類 | 主成分 |
---|---|---|
液体タイプ | 第2類医薬品 | 次亜塩素酸ナトリウム |
錠剤タイプ | 雑貨品 | ジクロルイソシアヌル酸 |
錠剤タイプの主成分ジクロルイソシアヌル酸は、水に溶けることで次亜塩素酸溶液に変化します。
そのため、液体・錠剤の主成分は異なるものの効果の強さは同じです。
ミルトンを買ってはいけないと言われるワケを3つ解説!
「ミルトンを買ってはいけない」という噂の原因は何なのか、大きく3つに分けて解説します。
ミルトンを買ってはいけないと言われるワケは、残った水滴が危険というイメージがあることです。
ミルトンの使い方には、消毒したあとにすぐに使用できると記載があります。
しかし、塩素のにおいが残るため「もしも赤ちゃんに有害な成分が残っていたら」と不安に思う方が多いようです。
ホームページでは以下のように発表されていました。
残った薬液はタンパク質等と反応して少量の食塩に変化しますので、そのまますすがず使用しても赤ちゃんに害となることはありません。
引用:公式サイト
もし、におい等が気になるようでしたら水道水ですすいでいただくことをお勧めします。
食塩の成分に変化するものの、どうしても気になる場合は一度すすいでからの使用が良いですね。
すすいでからの使用でも除菌効果に変化はありません。
ミルトンを買ってはいけないと言われるワケのひとつは、コストがかかることです。
液体タイプと錠剤タイプで異なり、以下の価格で販売されています。
・450mL 1,100円(税込)
・1,000mL 1,650円(税込)
・36錠 1,320円(税込)
・60錠 2,090円(税込)
煮沸消毒や電子レンジでの消毒方法と比べ、薬液消毒の場合は薬液代がかかります。
高い除菌効果に期待できるものの、コストを重視している方には不向きといえるでしょう。
ミルトンを買ってはいけないと言われる理由のひとつは、誤飲の恐れがあることです。
万が一の誤飲を防ぐために赤ちゃんや子どもの手の届かない場所に保管する必要があります。
ミルトンは誤飲防止のために「チャイルドプルーフキャップ」や「チャイルドプルーフシート」を採用しているのが特徴です。
ボトルのキャップは押しながら回し、錠剤のシートはハサミが必要で赤ちゃんの力では開けられない作りになっています。
誤飲を考えた安全対策を導入していることがわかりますね。
とはいえ、ミルトンを使う際は出しっぱなしにせず、誤飲には十分に注意しましょう。
買ってはいけないと言われているミルトンのSNS上の反応
ミルトンについてのSNS上の口コミを一部紹介します。
使用を検討されている方の参考になれば幸いです。
ミルトンが便利との口コミがありました。
薬液を作り、つけ置きするだけで除菌完了です。
熱消毒のようなヤケドの心配もありません。
なんでもミルトンで消毒するとの口コミがありました。
哺乳瓶以外に、赤ちゃんのおもちゃも消毒が可能です。
一気に消毒できるのは時短になりますね。
ミルトンから販売されている除菌スプレーを使用しているとの口コミがありました。
赤ちゃんが口にするものは消毒が大切です。
手軽に消毒できるのはうれしいですね。
ミルトンで手荒れしたとの口コミがありました。
敏感肌の方は、薬剤が付着することで手荒れが起こる場合があるようです。
消毒した哺乳瓶を取るためのトングが販売されています。
ミルトンがめんどくさいとの口コミがありました。
自分に合った方法での消毒が1番ですね。
買ってはいけないはウソ!ミルトンは育児に必須アイテム
「買ってはいけない」どころか、安全に除菌ができる持っておきたい育児アイテムのひとつです。
- 高い除菌効果がある
- まとめて簡単に消毒できる
- 持ち運びができる
とくにおすすめな上記の理由3つを、順番に解説します。
ベビーグッズの消毒にミルトンがおすすめな理由は、高い除菌効果に期待できることです。
煮沸消毒や電子レンジでの熱消毒では取り切れない菌も存在し、免疫力の低い赤ちゃんにとっては大敵です。
ミルトンは薬剤を用いているため、熱では除菌できない菌への効果も期待できます。
赤ちゃんの安全のためにも、しっかりと除菌を行うことが大切です。
まとめて簡単に消毒ができることも、ミルトンが人気のポイントです。
哺乳瓶以外にも、赤ちゃんが使う以下のものの消毒ができます。
- 離乳食食器
- おしゃぶり
- おもちゃ
- 歯固め
- マグ
面倒な消毒も一度にまとめて行うことで、時短になり手間も省けます。
また、一度作った薬液は24時間以内であれば何度でも使用可能です。
家事に育児に忙しいママ・パパにとって、簡単に消毒できることはうれしいですね。
ミルトンがおすすめな理由は、持ち運びができて外出先でも使用できることです。
とくに錠剤タイプは持ち運びがしやすく、赤ちゃんとの旅行にも最適です。
専用の容器も販売されていますが、外出先ではタッパーやジップロックなどでも代用できます。
液体、錠剤と用途に合わせて使い分けができることも便利なポイントですね。
まとめ
- ミルトンとは哺乳瓶を消毒するためのもの
- 買ってはいけないという噂の原因は残った薬剤による影響
- 除菌効果に優れた安全性の高い商品
「買ってはいけない」という言葉を目にすると不安になりますよね。
しかし、ミルトンは正しく使用することで薬剤による危険性はありません。
とくに赤ちゃんに使用するものは安全性が高く、信頼できるものを使いたいものです。
安全に使用できて高い除菌効果に期待できる、ロングセラー商品のミルトン。
大切な赤ちゃんの安全のためにも、ミルトンで殺菌や除菌を徹底しましょう。