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ドラッグストアで緑色のボトルがぱっと目を引き、ロングセラー商品であるサンポール。
学校でも使用されていることがあり、トイレ掃除では定番アイテムです。
しかし、SNS上では「サンポールはやばい」という口コミが多く見受けられます。
どんな意味でやばいと言われているのか、口コミをもとに検証しました。
結論は、間違った使い方により安全面への不安の声があったものの、使用方法を守ることで高い効果を発揮する「良い意味でやばい」商品です。
今回は、トイレ掃除の定番サンポールについて詳しく解説します。
やばいと言われるサンポールとは?
サンポールとは、頑固な汚れもしっかり落とす酸性のトイレクリーナーのことです。
販売開始から50年以上経った現在も支持されている人気商品です。
大日本除虫菊株式会社 DAINIHON JOCHUGIKU CO.,LTD.
本社 | 〒550-0001 大阪市西区土佐堀1-4-11 TEL.06-6441-0451(代) FAX.06-6441-6231 |
創業 | 明治18年(1885年)1月8日 |
会社創立 | 大正8年(1919年)4月21日 |
資本金 | 4億4,000万円 |
従業員数 | 総数493人 (男性 284人・女性 209人 : 2023年4月現在) |
事業内容 | 家庭用殺虫剤、衣料用防虫剤、家庭用洗浄剤、 防疫用殺虫剤、トイレタリー製品の製造および販売 |
「キンチョール」で有名な金鳥が製造しています。
塩酸(9.5%)、界面活性剤(アルキルトリメチルアンモニウム塩)、洗浄助剤
引用:公式サイト
主成分が塩酸であるため、塩素系漂白剤とは絶対に混ぜないように注意しましょう。
サンポールの公式サイトを開くと、以下のように記載があります。
いつもサンポールをご利用いただきありがとうございます。
近年、サンポールを用途外の目的で使用している動画や記事などがWEB上で見られます。これは、タイルや樹脂、金属・大理石等の素材をいためたり変質する可能性もある間違った使用法です。当社では推奨できないばかりか、安全性も保障できません。絶対に真似をされないようにお願いします。
引用:公式サイト
サンポールは、便器とトイレタイル専用の洗剤です。
用途外で使用すると、素材を痛める危険があるため避けましょう。
サンポールがやばいと言われるワケを3つ解説!
サンポールがやばいと言われるワケは以下の3つです。
- 金属が溶ける
- 有毒ガスを発生させる可能性がある
- 皮膚や目への刺激
やばいと言われる原因について、詳しく解説します。
金属製品に使用すると溶ける可能性があることも、サンポールがやばいと言われる理由です。
サンポールを金属製品と大理石(人造含) に使用すると溶けたり、変色したりする 場合があります。
また、ステンレスに液が付いてしまうと黒く変色してしまい、ステンレスにも使えません。
サンポールは便器のクリーナーであるため、便器以外での使用は避けましょう。
サンポールがやばいといわれる最大の原因が、有毒ガスの発生についてです。
「まぜるな危険」と記載があるように、塩素系の洗剤と混ざると体に有毒な塩素ガスが発生する危険性があります。
主に以下の商品が有名な塩素系漂白剤です。
- カビキラー
- ハイター
- パイプユニッシュ
一般的に家庭でもよく使われる商品ですが、サンポールと一緒に使ってはいけません。
無意識に使用しないためにも、別の場所に保管するといった工夫が必要ですね。
また、感染症対策で近年増えている「次亜塩素酸」もサンポールと混ざると危険です。
使用する際は塩素系の洗剤と混ざることがないように十分に注意し、換気しながら掃除を行ないましょう。
参考:日本家庭用洗浄剤工業会
サンポールがやばいと言われる原因に、皮膚や目への刺激についてが挙げられます。
酸性のクリーナーであるため、皮膚や目についてしまうと、痛みやかぶれが出る恐れがあり危険です。
公式サイトでは、以下の対処法が記載されていました。
- 目に入った時は、目を傷めることがあるのですぐ流水で15分以上洗い流す。飲み込んだ時は、無理に吐かせず、すぐ口をすすぎコップ1~2杯の水を飲ませる。いずれの場合も、直ちに医師に相談する。
- 皮膚についた時は石鹸と水で充分洗い流す。(衣類に付着したときは直ちに脱ぎ、再使用する場合は洗濯すること。)異常がある時は商品を持参し、医師に相談する
引用:公式サイト
サンポールを使用する際は、手袋とメガネを着用して、皮膚や目に入らないように注意しましょう。
小さい子どもがいる家庭では、手の届かないところへ保管する必要があります。
やばいと言われているサンポールのSNS上の反応
SNS上にあるサンポールの口コミを一部紹介します。
サンポールの使用を検討している方の参考になれば幸いです。
トイレが真っ白になるとの口コミがありました。
黄ばみに対して効果が高いことがわかりますね。
安いとの口コミがありました。
家庭用では500mlでも長持ちするためコスパは抜群です。
手軽に買えるのもうれしいですね。
頑固な黒ずみ汚れも落ちたとの口コミがありました。
洗浄力の高さがわかりますね。
他のクリーナーで落ちない汚れは、サンポールを試しましょう。
やばい匂いがしたとの口コミがありました。
サンポールは金属製品への使用不可との記載があります。
安全に使用するために、必ず注意書きを読みましょう。
500円玉が変色したとの口コミがありました。
500円玉が真っ黒になっていることがわかりますね。
便器やトイレタイル以外への使用は避けましょう。
良い意味でやばいサンポールがおすすめなポイント3選
評価の高い口コミが多く見受けられ、良い意味でやばいことがわかりました。
とくにおすすめなポイントは以下の3つです。
- 強力な洗浄力
- 除菌効果が高い
- ドラッグストアなどで安価に手に入る
サンポールの魅力について、それぞれ詳しく紹介します。
サンポールが人気の理由は、なんといっても洗浄力の高さです。
黄ばみや尿石などの落ちにくい汚れも、サンポールであれば簡単に落とすことができます。
便器の黄ばみや尿石はアルカリ性で、これらの汚れは酸性の洗剤以外ではなかなか落ちません。
酸性であるサンポールが高い効果を示し、汚れを溶かしてしっかり落とします。
工夫されたノズルの向きで、便器のふちに溜まっている見えない汚れにも届く設計です。
なかなか落ちない汚れがある場合は、サンポールを試しましょう。
サンポールは99.99%の除菌効果に期待できます。
主な成分である強い塩酸で、においや汚れの原因となる細菌やカビを除去します。
雑菌が繁殖しやすい便器内でも、回しかけるだけで簡単に除菌が可能です。
高い洗浄力と除菌効果を持ち合わせていて、トイレ掃除の定番になる理由がわかりますね。
ドラッグストアやスーパーなど、幅広い場所で販売されており、安価で手に入ることも人気のひとつです。
500mlで200円前後で販売、1回で2プッシュの使用で良いとされています。
1ヶ月に1回の使用を推奨しているため、コストパフォーマンスも高いですね。
また、用途に合わせて内容量も500ml~5Lの5種類販売されています。
一般家庭では500mlでも長持ちするため、安価で購入が可能です。
まとめ
- 高い洗浄力で頑固な汚れも落とすロングセラー商品
- 危険性を不安視する口コミもあるが、正しく使うことで安全に使用できる
- 安価で手に入りやすくコスパが良い
サンポールは、販売から50年以上経ったいまも人気で、トイレ掃除では定番商品です。
間違った使い方が広まったことで「やばい」と言われていましたが、使用方法を守れば安全に使用できます。
使用上の注意をよく読み、トイレ掃除以外での使用はしないことが重要です。
頑固な汚れがあるときや大掃除をする際は、サンポールでキレイを保ちましょう。