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転職の際に、年齢や経験不足で就職活動がうまくいかないと思ったことはありませんか?
バス運転手は年齢・経験を問わず常に人材を求めているので、そんな方に最適です。
ですがネット上では、バス運転手は仕事がきついや給料が安いとマイナスな意見で溢れています。
今回はバス運転手はやめとけという口コミが真実なのか解説していきます。
結論、未経験でも大型免許の取得からサポートしてくれる企業も多く、車の運転が好きな方にとってはおすすめの職業と言えます。
拘束時間が長い割に給料が見合わない、と言われていますが実際はバス会社によっても異なるので一概には言えません。
詳しくは、実際の口コミとともに紹介します。
やばいと言われるバス運転手とは?
実際の仕事内容とバス運転手の種類について、詳しく見ていきましょう。
- バスの運転
- バスの点検
- バスの運行管理
業務のほとんどは、バスの運転です。
運転以外はなかなか知られていませんが、バスを運転する前後の車内清掃や点検も大事な仕事の一つです。
また、経験を積むと運行管理者として乗務員の勤務を管理したり、安全対策・指導に関わる仕事をしていきます。
- 路線バス運転手
- 高速バス運転手
- 観光バス運転手
乗務の難易度としては、運転時間も長く行程通りにバスを運行しなければならない、観光バス運転手が最も難しいと言われています。
路線バスをメインで運行するバス会社では、新人はまず路線バス運転からスタートします。
実践経験を積んで、高速バスや観光バスの運転手へのステップアップをしていきます。
バス運転手はやばいと言われるワケを解説
ではなぜバス運転手は、やばいと言われるのか?
ここではやばいと言われるワケを5つ解説します。
バスは年中無休で走り続けるため、人手が常に必要となっています。
バスは連続運転時間が定められており、高速バスや観光バスの場合は2時間までとされています。
かならず休憩を30分以上取らないといけないため、休憩の間も交代できるよう人員を確保しなければいけないのです。
職業柄、身体を怪我すると仕事ができなくなってしまうため、職を離れる人が多いのも現状です。
バスは公共機関のため、運賃を簡単に上げることができません。
ガソリンやバス本体の価格高騰によりコストも上がっているため、バス業界自体が売り上げが低く、給料がなかなかあげられない状況です。
しかし、交通局のバス運転手は公務員として働けますし、バス事業以外でも利益を出している会社は同じ勤務体系でも給料が違うことは大いにあります。
人手不足の業界だからこそ、自分に合った環境を選ぶことができます。
バス運転手は連続運転時間が決められていることから、中休みを挟んだ勤務になることが多いです。
特に路線バスの場合、朝と帰りのラッシュ時は通常の早番・遅番勤務の2交代制だと必要な人員がばらけてしまいます。
そのため12:00〜15:00頃に中休みを挟んだ勤務を取り入れている企業は多いです。
しかし、帰宅するには短すぎる時間なので多くは仮眠を取ったり読書をしたりと、営業所内で過ごす方がほとんどです。
休憩を挟みますが拘束時間が長くなってしまうため、給料に見合わないと言われています。
バス運転手の採用において必要なのは、普通自動車免許を所持していることだけです。
バスの運転免許は大型二種免許が必要になり、普通自動車免許の取得から3年経過していれば誰でも取得できます。
提携の自動車学校で大型2種免許を会社負担で取らせてくれるところも多く、運転免許のみで正社員で働けるのは非常に魅力的ですね。
加えて直近1年以内に、運転免許停止処分を受けていないことなどを採用基準としてあげる会社が多いです。
未経験でも60歳までなら採用するバス会社も多く、採用基準の低さが逆にやばいと言われる理由となっています。
バスの運転は、基本的にルーティン作業です。
勤務こそ不規則ですが、業務内容は毎回繰り返しになります。
特にシャトルバスや路線バスは同じルートの走行のみなので、覚えることが少なく安全運転のみに集中できるのは大きなメリットです。
最近では運賃計算もICカードや機械がやってくれるので、バス運転手の乗務以外の負担はグッと減りました。
毎日変わり映えしないと感じる人には、少し苦痛かもしれません。
やばいと言われるバス運転手のSNS上の反応
では実際にSNS上ではどんな口コミがあるのか、良い口コミ、悪い口コミ、順に見ていきましょう。
バス運転手の方がお客様に感謝されたエピソードを紹介しています。
バスはお客様との距離が近い分、こういったコミュニケーションが生まれることも魅力の一つです。
この方は仕事の待機時間の合間を縫って、ご当地グルメを楽しんだようです。
観光バス運転手になると、このように全国各地回ることができ、休憩時間には観光や食事を楽しめます。
同僚のバス運転士が何人も辞めてしまったと口コミがありました。
拘束時間の長さにより、自分の時間が取れず辞めてしまう方もいるようです。
この方のように、中休みや休日に何をするか計画的に決めるようにすると仕事とのメリハリが付きやすいですね。
長時間勤務に加え、お酒が飲めない、乗客からのクレームなどが現実とのギャップだったという口コミがありました。
特に朝早くに勤務がある場合は前日にお酒を飲むのは厳禁です。
この方は逆にバス運転手特有のメリットも挙げているので、悪い口コミだけに左右されず自身の基準で見極めることも大切ですね。
バス運転手は良い意味でやばい?バス運転手がおすすめな人とは?
バス運転手はハードな仕事ですが、就職・転職には採用のハードルも低く挑戦しやすい職種です。
向いているのはどんな人か、解説していきます。
まず純粋に自動車の運転が好きな人は、バスの運転手に向いていると言えます。
バス乗務中は、常に座りっぱなしで毎回同じ運転の繰り返しです。
運転自体が好きな人・得意な人は運転をすることを退屈と感じずモチベーションを維持できるのでおすすめです。
それと同時に道を覚えるのが得意な人は、観光バス運転手にも向いているでしょう。
主に観光バスの運転手はお客さんと共に観光地へ行けるのが魅力の一つです。
ツアーでは添乗員がお客様を案内しているので、お客様がいない間は休憩時間です。
食事はツアーと同じものをいただけることもありますし、時間があれば一緒に観光地をぶらぶらできます。
旅行に行くのが好きな人には、向いていると職業です。
バスの運転手は、毎日同じ仕事の繰り返しです。
マニュアル通り仕事ができる人は、安全管理もきちんとこなすことができます。
バスで一番大切なことは、無事故無違反になります。
慣れて手を抜いてしまうことなく、コツコツと真面目に取り組める人こそおすすめです。
まとめ
- バス運転手は路線、高速道路、観光地をバスで運行する仕事
- 中休みを挟むことが多く拘束時間は長い
- 人手不足、給料の低さから「やばい」と言われることが多い
- 仕事内容は覚えることも少なく未経験でも始めやすい
- お客様に感謝されることや旅行先での経験がやりがいにつながる
バスは高齢化社会には欠かせないインフラのため、需要があります。
拘束時間の長さや給料の低さが課題ですが、未経験でも始めやすいので転職には最適です。
バス会社も人手不足のため、少しでも待遇を良くし自社に集まって欲しいと努力しています。
運転や旅行が好きな人にとっては、やりがいを感じられる仕事です。
ぜひ転職の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。