【部屋の湿気やばい!】湿気対策と快適な室内環境へのステップを解説!

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

「部屋の湿気がやばい」

「湿気の対策方法が知りたい」

とお悩みではありませんか?

湿気が多いとジメジメして空気がじっとり重く、気分も上がりません。

ゆったりしたおうち時間を楽しむためにも、過ごしやすい湿度をキープしたいですよね。

結論、湿度が上がりやすい時期でも快適な空間を作るには、定期的な換気が重要です。

今回は、部屋の湿気が及ぼす影響やすぐにできる湿気対策を紹介します。

やばい!?部屋の湿気の原因と影響

そもそも湿気とは、空気中に含まれている水蒸気の量のことです。

湿気の原因と、湿気がやばいことで起こる影響について知りましょう。

部屋の湿気の原因

換気不足

部屋の換気が不十分だと、湿気が増える原因になります。

空気の循環が悪くなることで湿気がたまりやすくなるため、定期的な換気が大切です。

とくに入浴後の浴室は必ず換気しましょう。

浴室の湿気が室内に流れ込み、部屋の湿度にも影響が出ます。

また、換気を行う際は2つの窓やドアを開けて空気の通り道を作り、クローゼットも開けておくことがポイントです。

建物の構造

湿気がやばい原因ふたつめは、建物の構造です。

木造住宅は使用する木材に「調湿効果」があり、湿気に強いと言われています。

しかし、鉄筋コンクリートには調湿効果がないため、建物によっても湿気がたまりやすさは大きく変わるようです。

構造自体は変えられないので、室内でできる湿気対策を十分に行うことが大切ですね。

また、上層階に比べて1階は地面からの湿気が上がりやすいため注意しましょう。

部屋の湿気の影響

カビの発生

湿度が高いままにしておくと、カビが発生する恐れがあります。

文部科学省ではカビが発生する条件について、以下のように発表しています。

一般にカビの発生しやすい資料の場合、温度25度のとき、相対湿度が70パーセントだとカビは数か月で繁殖し、75パーセントを越すとその速度は急激に早まり、90パーセントではわずか2日で目に見える程度まで繁殖するといわれている

引用:カビ対策マニュアル実践編|文部科学省

カビは湿度が高く、栄養源となる汚れがあるところに発生します。

とくに結露が起こりやすい窓や湿度の高いキッチンやお風呂、締め切った収納などに発生しやすい傾向です。

一度カビが発生すると、カビ取り剤や漂白剤を使った掃除が必要になります。

アレルギーなどの体調不良

部屋の湿気が高いと、アレルギーの発症や体調にも影響が出る場合があります。

とくに寝汗で湿気がたまりやすい布団はダニが発生しやすく、「ダニアレルギー」に注意が必要です。

また、湿気が高いことで汗が出にくくなり、熱中症のリスクも高まると言われています。

正しい湿度の管理は健康にも繋がるため、こまめに湿度計で確認しましょう。

部屋の湿気がやばい目安と湿度計の重要性

部屋の湿気がやばくならないためには、湿度の目安を知り、湿度計での定期的な確認が大切です。

部屋の湿気がやばい目安

人が快適に過ごせる湿度は、40%~60%と言われています。

我が国では,事務所衛生基準規則(事務所則)においてオフィスの環境基準が定められています。温湿度に関しては「空気調和設備を設けている場合は,室の気温が17度以上28度以下及び相対湿度が40%以上70%以下になるように努めなければならない」とされています

引用:冬季のオフィス環境における低湿度の実態と対策について|労働安全衛生総合研究所

上記のように、労働環境においては健康管理のために室温と湿度の基準が定められています。

湿度が60%以上はジメジメとした空気になり、やばいと言えるでしょう。

また、40%以下は肌やのどが乾燥する原因となり風邪にも繋がるため、湿度の下げすぎにも注意が必要です。

湿度計の重要性

湿気がやばい状態によって起こるカビや不快な症状を回避するには、湿度計を使った管理が重要です。

ジメジメとした空気は感じるものの、具体的な湿度の数字は体感ではわかりません。

とくに赤ちゃんや小さい子どもは体温調節が未熟なため、室温・湿度の管理が必要です。

湿度計を購入し、部屋の湿度を定期的に確認しましょう。

部屋の湿気がやばくならないための対策

部屋の湿気がやばい状態にならないためには、以下の対策があります。

  • 適度な換気
  • サーキュレーターや扇風機を使用
  • 除湿器を使用

どれも簡単にできる対策なため、湿気で悩む方の参考になれば幸いです。

適度な換気

湿気がやばくならないための対策の1つは、適度に換気をすることです。

空気が滞ることで湿気が高くなります。

定期的に部屋の窓を開けて、空気を入れ替えましょう。

また、雨が降っている場合でも、室内の空気を循環させるために換気は必要です。

室内に雨が入らないように注意しながら、換気を行いましょう。

適切な換気を行うことで、燃焼器具や建材等から発生する有害な化学物質が排出され、湿気によるカビやダニの発生を防

ぐことができます。

引用:健康・快適居住環境の指針|東京都福祉保健局

サーキュレーターや扇風機を使用

サーキュレーターや扇風機を使うことも湿気対策に効果的です。

風を送ることで空気を循環させ、湿気が部屋にこもらないようにしてくれます。

部屋の湿度を下げる効果はないものの、空気の流れが良くなることでジメジメとした不快感が和らぐでしょう。

除湿器を使用

部屋の湿気がやばくならないための対策として、除湿器が効果的です。

除湿器は部屋内の湿気を吸い取って、ジメジメとした空気を取り除いてくれます。

除湿器は大きさ・値段ともにさまざまな種類が販売されているので、用途に合ったものを選びましょう。

対策しても部屋の湿気がやばいままなら専門家に相談!

湿気対策を行なっている以下の専門家へ相談しましょう。

  • ハウスクリーニング業者
  • リフォーム業者

対策しても変わらない場合は、建物の造りの問題で湿気がたまりやすいのかもしれません。

リフォームは大がかりな作業になる可能性もありますが、湿気によって発生したカビはハウスクリーニングでも対応できる場合があります。

湿気対策の実績が豊富な業者を選び、まずは問い合わせましょう。

まとめ

  • 湿気は空気中にある水蒸気の量のこと
  • 湿気がやばくなる原因は換気不足によるもの
  • 定期的な換気や除湿器での湿気対策が大切

部屋の湿気がやばくなることで、カビの発生や健康への悪影響も起こります。

換気や除湿アイテムを活用し、湿気のこもらない部屋づくりが大切です。

とくに梅雨時期は湿度計をこまめにチェックして、結露が起こった場合はすぐに拭き取りましょう。

湿度40%〜60%をキープして、快適な部屋で過ごしたいですね。